ソニーが新しいコピーコントロールCDをテスト
ソニーBMGが新しいコピーコントロールCD(以下CCCD)のテストを
行ったようです。
CCCDはAVEXやソニー、東芝EMIなどが採用していましたが、
再生できないプレーヤーがあったり、PCで再生しようとすると
勝手に再生ソフトをインストールされてしまったり、iPodが火をつけた
シリコンオーディオの普及につれて、PCに録音できない人が増えてくると
(ちょっと工夫すれば出来ますが)いった点から利便性に欠けることから
結局廃止になってしまいました。
これで音楽CDメーカーはCCCDを諦めたと思っていたのですが、ソニーは
諦めていなかったようです。このCDは、sterile burning(よい和訳ないですかね?)
という技術で作られ、このCDからコピーをおこなうと、DRM(DigitalRight
Management ―デジタル著作権保護―)保護されたWindowsMediaAudio
(WMA)としてCDに記録するようです。その際のCDにはDRMを組み込んであります。
これによって、第1世代までのコピーは可能ですが(それでも音楽CDじゃなくなり
ますが)、コピーのコピーつまり孫コピーは出来なくなります。
リッピングに関しても同様にWMA(DRM保護あり)としてリッピングされます。
自分で書いていてなんですが、これって今まで一番厳しいCCCDじゃないですかね?
ソニーは最近ウォークマンの調子がよいのに、こんなCDを出してきたらイメージ
ダウンにならないのでしょうかね?また、同社のウォークマンはDRM保護されたWMAに
対応していないのに大丈夫なのでしょうか?ちなみに、このCCCDは来月には
試験導入されるようです。
Sony tests anti-CD burning technology
http://www.abc.net.au/news/newsitems/200505/s1379891.htm
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