次期Firefoxを使用してみました
最近人気のWEBブラウザであるFirefoxの次期バージョンの
開発版、コードネーム"Deer Park"がリリースされたので早速使ってみました。
新機能は?
Firefoxとしてはリリース版である1.0系がリリースされてから初めての
メジャーバージョンアップとなる1.1ですが、今のところ"sanitize"という
新機能が搭載されていることが確認されます。sanitizeというのは
いわゆるお掃除屋さんですね。ブラウザの履歴、クッキー(フォーム、パスワード、
ダウンロード履歴が個別で選択可)、キャッシュのクリアが従来
よりも簡単にできるようになったというもののようです。
メニューにSantizeの項目が追加 Santaizeの設定ウインドウ
また、従来のバージョンに比べWEBページの表示が早くなった気がします。
(これは気のせいかもしれませんがw)それと、開発版ですのでロゴが違います。
(どうでもいいかw)
Deer Parkのロゴ
細かい変更点
細かい変更点としてはまずオプション設定の項目が縦ではなく
横になっています。IEに近い操作性になっていると思います。また、
これにともない設定の仕方も変更されています。(フォントなどで
確認済み)
Firefox1.0.4 Deer Park
オプションウインドウの比較
また、デフォルトの日本語のフォント設定において固定幅がSerifから
Sans Serifに変更されていました。これは次のバージョンでは変更する
と言われていたので予定通りですね。それでも、早い段階から反映され
ているのがちょっと嬉しく思います。今までのバージョンでも初期のSerifだと
大分表示に違和感があるので、すぐにSans Serifに変更(もしくはSerifの
フォントを変更)した方が多いと思いますが、その設定もDeer Parkでは
必要なくなっています。
Firefox1.0.4 Deer Park
初期状態でのフォントの違い
まとめ
初のメジャーバージョンアップとのことですが、やはり2つ目数字での
バージョンアップなので劇的には変わっていません。そういうのは期待
するだけ無駄でしょうw
しかし、細かな変更点によって使い勝手がさらに改善されているのが
感じられました。1.1は熟成に向かうバージョンであると思います。
(まだ、α版なので機能追加もあるかと思いますが)
ちなみに、FirefoxとDeer Parkはインストールフォルダは異なりますが、
同じGeckoエンジンを使うのか、どちらか一つしか起動できません。
正確に言うとどちらかを起動すると、もう一方を起動させようとしても
最初に起動した方が新しく起動するだけという状態になります。
まぁ、α版ですし、英語版しかありませんからメインに使う人はいないと
思いますが一応注意してくださいー。
Mozilla Firefox Deer Park alpha1
http://www.mozilla.org/projects/firefox/
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