WindowsMediaPlayer10のDXVA対応パッチがリリース
WindowsMediaPlayer10(以下WMP10)においてDXVA(DirectX Video
Acceleration)対応ビデオカードを使用している際にDXVAが有効になるように
するパッチが公開されました。
これだけだと、何のことかさっぱりな人もいると思うので、これで
どんな利点があるのかを書いてみようと思います。
TV番組をPCやDVDレコーダーに録画してそれを元にWindowsMediaVideo(以下
WMV)やDivX,XviDなどにエンコードする方がいると思います。TV番組は主に
インターレースという方式で放送されており録画もその方式のままされます。
で、WMVなどへのエンコードをインターレースを維持したままおこない、何も処理しないで
PCで再生すると横縞が目立ってしまいます。それでもインターレースを維持する
理由もそれなりにあるのですがここでは割愛します。
実際はプレーヤー側でこの横縞を取り除くデインターレースという処理を
おこなってくれます。これによって普通は何の問題もなく動画を見ることが出来ます。
しかし、WMP10でDXVA対応ビデオカード(最近のビデオカードはほとんど
対応しているかな?)を使用している環境下だとなぜか横縞が残ったままですw
私も実際再生していて非常に気になりました。
そこで、登場してきたのがこのパッチです。これを導入すると見事に横縞が除去
されます。結構感動ものでしたw。また、再生時のCPUの負荷が軽くなります。
(本当はこっちが重要なんですけどね)
私と同じようにインターレース保持の動画の再生で横縞に悩んでいた人は
導入してみるとよいかも?ただし、環境によってはWMP10におけるDivXの
再生に支障が出た人もいるので自己責任で導入してくださいー。
(私の環境(RADEON X600XT@CATALYST5.5)では問題ありませんでした)
FIX: Windows Media Player 10 の Windows Media ビデオ コンテンツで
DirectX ビデオ アクセラレーション(DXVA)を有効にするよう更新します。
http://support.microsoft.com/kb/888656
ちなみに上のパッチを入れる前にこっちのパッチを導入しないと入りません。
DRM 対応メディア プレーヤー用更新プログラム (KB891122)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=
73C2650F-BE61-4BD6-8408-1FD6E7827CD8&DisplayLang=ja
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