Core向けマザーでMSIとASUS製が安定しない理由
IntelのCore用マザーがあまり出ていなくてM-ATXマザーではASUS,MSI、AOpenから製品が出ていますが、このうちASUS,MSIはメモリがDIMM、AOpenはSO-DIMMとなっています。
で、DIMMが使える分ASUSとMSIの製品はメモリが流用できるので、いい気がするのですが、どうもメモリ周りが不安定と言う評価があります。
それもそのはずで945GTはメモリクロックが4クロックしかなく1本のモジュールで3クロックを必要とするDIMMでは1本までしかサポートできないのです。つまり、デュアルチャンネルで動作させようと2本挿してしまうと、クロックが2クロック不足してしまいマシンが不安定になるわけです。(945GTの仕様についてはこちらを参照してください)
つまりMSIとASUSのマザーボードはBIOSの更新ではどうにもならない気がします。SO-DIMMを採用したAOpenは945GTチップセットの仕様をちゃんと理解して製品を作っていたと言えそうです。反対に言えば、ASUSとMSIは浅はかな製品を作ってしまったと言えそうですね。
まぁ、やっぱりデスクトップで気軽に使えるCoreはCore 2からになりそうです。
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