PS3ファームウェア3.00でいろいろ試してみましたー。(オーディオ編)
とうとうリリースされた、PS3のファームウェア3.00。DTCP-IPの実装や、mp3、wavなどのファイルでのアップサンプリング再生などAV面で注目すべき点が多い今回のアップデートですので、早速いろいろ試してみましたー。
●音楽ファイルのアップサンプリング
まずはmp3の再生。44.1kHzなサンプリングレートのファイルですが、ちゃんと176.4kHzになっています。
続いてwavファイル。やはりアップサンプリングされています。
続いて、ATRAC3です。これもやはりOKですね。なお、mp3はPS3内のもの、wav、ATRAC3はDLNAサーバーからの再生です。ATRAC3はつい最近、mediatombで扱えるようにできました。その方法は後ほど書こうと思います。
ここで、やっている人がそれほど多くないと思われるサンプリング周波数が44.1kHzではないファイルを再生してみました。ソースはPixel Junkのサントラのmp3(サンプリング周波数48kHz)です。
再生前は、48kHzの整数倍(この場合は4倍)である192kHzにアップサンプリングされると予想していました。
が
176.4kHzで再生されてしまいましたorz。セオリー通りだと、この状態はあまり好ましくないと思うんですがどうですかねー。今後の変更に期待したいです。
また、ちょっと気づいた点としては、再生するファイルのコーデック表示がなくなっていました。左が2.80、右が3.00の写真ですが、ATRACの表記がなくなっています。(mp3ならmp3、wavならwavですね)コーデック(コンテナ)がわかるのは個人的には便利だったんですが、マニアックな機能と言うことで省かれてしまったのでしょうか?これもちょっと復活して欲しいですね。
#ビジュアル編に続く
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