Adobe Flashが動画再生支援をサポート
Youtubeやニコニコ動画などで使われているAdobeのFlashがGPUによる動画再生支援をサポートしましたー。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20091118_329706.html
詳細は上記のリンク先に書かれています。要はネットの動画再生でGPUが使えるようになったと言うことです。
で、早速トライしてみましたー。今回は以下の環境で試してみました(と言うか、他に対応している機器がないというorz)
PC名 Sony VGN-AR85S
CPU Intel Core 2 Duo T8100 (2.10GHz)
GPU nVIDIA GeForce 8600M GT
OS Windows Vista Home Premium SP2
まぁ、ノートなVAIOで試したわけです。テストに用いたドライバはソニーが配布しているドライバでは最新のもの(Forceware 165番台相当)、Flash対応を謳った最新のβ版ドライバであるForceware 195.55です。それぞれの状態で以下のサイトの1080p動画を見てみました。
http://www.youtube.com/watch?v=JGe8DuCy5PU&feature=video_response
上記のサイトの動画を再生している際のCPU負荷を以下に載せます。GPUアクセラレーションが効いていることが良くわかる結果だと思います。
上が旧ドライバ、下が最新ドライバですね。なお、VAIOではメーカー配布以外のドライバはインストールできないのが通例ですが、以下のサイトでドライバとそれをインストール可能にするINFファイルを入手すればインストールできます。ただし、メーカーの保証対象外であることはもちろんですので、自己責任でお願いします。なお、私のPCではキーボードによる液晶の輝度調節が出来なくなりました。
LaptopVideo2Go
http://www.laptopvideo2go.com/
IntelのG4x搭載PCなどにとってもそうですが、今回のは特にIONプラットフォームなPCなどにとっては今回のアップデートはまさに福音とも言うべきものなると思います。ただ、Intelはあまり面白くないでしょうねー。ますますAtomで十分と言う人が増えてしまうというのは想像に難くないと思います。メール、ネット、動画再生、これらが全てIONで十分にまかなえてしまいますからねー。IntelはますますAtom向けの新規チップセットを出し渋りそうな気がします。
まだ、プレリリース版ということだけあって、ニコニコ動画の挙動が変だったりしますが、正式版のリリース時には直っていることを期待したいです。
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