AMDがPacificaの詳細スペックを公開
AMDのコードネームがPacificaである、OSの仮想化技術の詳細な仕様を
公開しました。仮想化技術というのは1つのOSの起動中(ホストOS)に他の
OS(ゲストOS)を動かす(例を出せばWindowsを動かしていてWindows上で
Linuxを動かすとか)技術のことで、現在でもVMWareといったソフトがこの
機能を提供しています。
既に出来ている技術なのに何が新しいかというと、今までの仮想化技術は
全てソフトウェアでのエミュレーションで行われていたのに対して、
Pacificaはハードウェア(具体的にはCPUです)にその処理を行っていることです。
VMWareは現在のPCのスペックならある程度普通に動作しますが、それでも
相当に重いです。(ネイティブで起動した場合に比べて)
Pacificaはハードウェアでそれをサポートすることによって処理を軽くしてやることが
可能になるようです。
ちなみに、IntelもVenderpoolというコードネームの仮想化技術を開発しているようです。
今回出てきた仕様書ははっきり言ってプログラマ向けなので私はさっぱり分かりませんw
量も半端じゃないですが、興味がある人は見てみると良いかも?
仕様書
http://www.amd.com/us-en/assets/content_type/white_papers_and_tech_docs/33047.pdf
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