Zガンダム見てきました。
今日は劇場版Zガンダムの公開日ということで早速見てきました。
すっかりSEEDは個人的にはネタアニメ化してきた感がありますが
(先週のデストロイなんかビグザムじゃんw)やはり、富野監督が
作るガンダムは全然違いましたね。ちゃんとしたガンダムを久々に
見た感じがします。
映像は旧作と新作では確かに馴染ませようとする努力は見られたのですが、
やはり新作カットだとはっきり分かる違いが見られると思います。
かといって不自然であると言うわけではありませんのでご安心を。
(新作カットの方が個人的には好きです。特に女性キャラは)
また、今見たら確実に古臭さを感じるであろうコンピューター関係の絵は
全部今風(といっても馴染むように描かれています)に変えられています。
音楽はオリジナルの方を踏襲しつつ、追加の曲があるといった感じですね。
効果音も酷いリマスターがなされたファーストのDVDのようなものとは違い良い感じ
です。また、富野監督が声優に関してはオーディションを行ったと言っている通り、
メインキャラに関しては、ファ、カツ、ハヤトの声優さんがそれぞれ、新井里美さん、
浪川大輔さん、檜山修之さんに変更されています。
内容に関してですが、詳細な記述はこれから見たいと言う人のために
書かないでおきます。ストーリー展開はまぁ、ファーストの3部作のように急ぎ足に
なっています。ただ、セリフは全然違いますし、展開も大きく変更されている
ところがあります。見所は戦闘シーン全部ですね。艦隊戦は種ガンダムの艦隊戦の
はずなのに全然そんな雰囲気がない艦隊戦とは違い、富野の御大の力量が如何なく
発揮されており素晴らしいものになっています。殆どが新作シーンですしね。
そして、最後のアッシマー戦は本当に素晴らしいです。(これは艦隊戦じゃないけどさw)
「ア、アッシマーが」でお馴染みのブラン・ブルダークとアッシマーがものすごく
かっこよくなっています。はっきり言ってアッシマーを見る目が変わるくらいですw
このシーンだけでもこの作品を見る価値があると思います。
個人的には新作シーンは全て良かったと思います。贅沢を言えば、オール新作
でも良いと思うのですが、御大はインタビューで「オリジナルを超えることはできないから、
元のを生かすんだ」といったようなことを仰っているので、これはポリシーなのでしょう。
Z3部作は新旧混合で良いから、これが終わったら今の技術全開の凄い新作の劇場版
ガンダムを見てみたいなぁとも思いました。
次回作であるZガンダムIIはサブタイトルが「恋人たち」というもののようですね。
10月公開とのことなのでリファインされたZガンダム(MSとしての)が楽しみです。
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