Athlon 64 X2 3800+はやはり素晴らしかった
昨日発表されたAMDのデュアルコアCPUの最廉価モデルであるAthlon 64 X2 3800+のレビューが公開されていました。
Athlon 64 X2 3800+ Manchester Core Review
http://amdzone.com/modules.php?op=modload&name=Sections&file=index&req=viewarticle&artid=164&page=1
他のモデルに比べてクロックが低い分、TDPが89Wと低くなっており、マシンにやさしい仕様になっています。パフォーマンスはPentium D 820よりアプリレベルでのベンチマークでほとんどの項目で上回っています(個人的には値段が近い830との勝負が見たかったですが)。期待されている性能はしっかり出ていると思われますね。
でも、これだけでは私は素晴らしいとは形容しません。まぁ、恒例といっては何ですが、オーバークロック耐性がVeniceコアの3000+のように高いことが「素晴らしい」と形容していることに大きく寄与しています。2.4GHzでの動作(リテールは2.0GHz)はあっさり到達できるようです。FSBが高くなっている分、安定した状態で4600+よりも速いCPUにできそうですね。
さらに、2.7GHzでの動作もしたようです。(この場合、コア電圧は1.5Vに上げているようです)冷却もリテールファンで十分であるようです。冷却がもっとしっかりしていれば、より高いクロックで動作させることも可能であると考えられているようです。
個人的には、安全圏な2.4GHzで動かしてみたいですねー。ハイエンドに比べて随分と低価格でこの性能が出せるのなら非常にお得なCPUであると言えそうです。(まぁ、メモリもちゃんとしたのを買わないといけないけどw)
コメント