AMDのSocket M2のCPU
第2四半期に登場予定のAMDの新しいプラットフォームであるSocket M2は、Athlon 64 X2 5000+とAthlon 64 FX-62のリリースから始まるようです。
http://www.tgdaily.com/2006/01/13/amd_m2_platform_launch/
シングルコアのAthlon 64やSempronもSocket M2に移行するようで、仮想化技術であるPacificaをSempronを除いたモデルに搭載されるようです。また、Socket 939では2次キャッシュの量が512KBだったり1MBだったりしていたAthlon 64ですが、Socket M2ではX2が1MBx2、64が512KB、Sempronが256KBになるようです。それに伴ってSocket M2のAthlon 64 4000+がキャッシュが半分になったことにより、クロックが2.4GHzから2.6GHzに引き上げられるようです。
Socket M2の大きな変更点としてもう1つ挙げられるものはメモリが現在のDDR 400からDDR2 667に変更されることですね。DDR2と言うと、クロックはあがるのですが、CAS Latency(CL)が大きくなり、IntelプラットフォームではCL=4が基本でした。それが、Socket M2ではCL=3となり、Intelのプラットフォームよりもメモリ周りではきびきびした動作が期待できそうです。
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