AVIVO Video Converterって
先日リリースされたATIのAVIVO Video ConverterってRADEON X1000シリーズの力は全然使っていない気がします。(というよりはむしろ確信に近いのですが)
理由は窓の杜の以下の記事です。
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/03/10/avivovideoconverter.html
“Radeon X1600”を搭載したPentium 4 3GHz、メモリ1GBのPC上で試用したところ、30分のMPEG-2動画を、5分5秒でH.264形式に変換できた。
とあるのですが、私のRADEON X600XTで Pentium 4 3.6GHz メモリ1GBなマシンで同様の時間のMPEG2をH.264に変換したところ、4分30秒くらいで変換できました。つまり、相変わらずCPUのパワーにしか頼っていない気がします。確かに、RADEON X1000シリーズがないと、通常ではCATALYST Control CenterにはAVIVO Video Converterの項目が出てこないので、X1000シリーズがあるということには意味があります。しかし、これでは単なるドングルな気がします。(レジストリをいじってしまえば旧モデルのRADEONユーザーはそれすら意味がないわけですし)
AVIVOの売りの一つがVPUを用いたトランスコードの支援であり、このAVIVO Video Converterはその名前からてっきりこの機能を用いたものだと思っていたのですが、現時点ではCPUを用いた高速なトランスコーダーってだけなのかもしれないですね。もしかしたら今回のCATALYSTではサポートしきれていないのかもしれないですね。今後どうなるのか注目したいところです。AVIVO自体は現時点でも動画再生やTV出力ではその恩恵を受けられるので全くX1000シリーズの動画周りで魅力がないというわけではないのですが。
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