iPodを(個人的に)パワーアップさせるファームウェア
こういうのがあったんですねー(情報古くてすみません)
Rockboxと呼ばれるオープンソースで開発されているポータブルオーディオ向けファームウェアです。これは、iPod以外にもiRiverやiAudioにも対応しているようです。もちろんメーカーから見れば非公式なファームウェアなわけなので当然サポート対象外になるわけですが、個人的にはそれでも導入する価値があると思います。ちなみに、どのような機能が追加されるかというと(これはiPod以外に導入した場合も含みます)
Rockbox Wikiより抜粋
- 起動が圧倒的に早い
- IDタグのサポート(ID3v1、ID3v2)
- Unicodeのサポート(日中韓を含む多国の言語に対応)
- 画像(jpeg)のサポート
- オリジナルのiriverファームウェアとの簡単切り替え(共存可能)
- 詳細なバッテリー残量表示
- より細かな音量の設定
- フォントや再生画面のカスタマイズ
- プレーヤーからファイル名の変更・削除、プレイリストの作成が可能
- ファイル数制限が(多少の制限を除いて)ない
- 曲の途中にブックマークを設定可能
- 豊富な再生形式(MP3、Ogg Vorbis、AC3、WAV、FLAC、Wavpack)
- ギャップレス再生
- クロスフェード再生
- リジューム再生
- テキストファイルの表示
- ゲームボーイのエミュレータ(Rockboy)
- FMチューナー(録音可)
- 録音(WAVE形式)
ちなみに、このファームを導入することによって得られる機能と失う機能を比較した表があります。
http://www.rockbox.org/twiki/bin/view/Main/FeatureComparison#Apple
動画iPodは動画再生機能を失ってしまうので、その辺りを重視している人はやめた方が良いと思います。また、AACの再生も128kbps以下でないと、まともに再生できないようなのでAACでライブラリを作っている方もやめた方が良いかな?(って生粋のiPodユーザーじゃ駄目じゃんw)しかしながら、ギャップレス再生が可能になる(oggのみだと思います)など、メリットも多く存在します。あくまでも自己責任の上、試してみるのも良いのでは?と思います。ちなみに、このファームウェアを導入してもオリジナルのファームウェアに切り替えることも可能なようです。
追記:Rockbox Wikiを見る限りまだ基本的な部分においても作りが粗い所もあるようです。オープンソースだし、ユーザーの多いiPodですからこれからの発達に期待したいところです。ちなみに11月に正式なリリースを出せるように開発者の方達は頑張っているようです。
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