今年のISSCCは熱い
今年のISSCC(国際固体素子回路会議)はCPU的に熱いですねー。
http://www.isscc.org/isscc/2007/ap/isscc2007.advanceprogram110306.pdf
IBMからは5GHzのPower 6コアのCPUと65nmプロセスで製造され、6GHzで動作するCellが発表されるようです。
IntelからはNetwork-on-chipアーキテクチャで作られた、1.28TFLOPSの処理能力を誇るCPUが発表されるようです。Network-on-chipアーキテクチャはCPUコア間をネットワークでつなぐことによって1つのCPU(といってもコアはたくさんありますがw)でグリッドコンピューティングを行うようなアーキテクチャのようです。(間違っていたらごめんなさいw)
Intelは80コアを用いたものを今回発表するようです。
他に面白そうなのはSunの8コアで64スレッドのSPARCがあるようです。今回はマルチコアCPUに対するメーカーの動きが見られて面白そうです。AMDは4コアのOpteronの発表のみのようなのでちょっと寂しいですが。
しかし、これを見て思ったことがあります。一つは4GHzの壁ってなんだったの?ということと、AppleがPowerPCをやめた理由の一つとしてPowerPCが3GHzに届かないのでパフォーマンス不足だとというのがありましたが、本当にそうだったのか?ということですね。
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