PS3のCDアップサンプリングを聞いてみました
PS3のファームウェア1.90が登場して新たにCDのアップサンプリング出力が搭載されたので、今日思う存分に聞いてみましたー。
ファームウェア1.90ではCDのサンプリング周波数を標準の44.1kHzから88.2kHz、176.4kHzにアップすることでCDの音質を変えることができるようになりました。それで以下の環境で試聴してみました。
アンプ TA-DA3200ES
スピーカー DIATONE DS-38B←古いよなぁ
CDP ESOTERIC P-1(DACのD-1とセット)←古いよなぁ
アンプとPS3はHDMIで繋いでいます。PS3からの出力は176.4kHzで行いました。
1.PS3の44.1kHz再生との比較
まずは標準状態の再生音と比較することにしました。44.1kHzでは全体的な音はまとまっているのですが、メリハリが無く聴いていてもあまり面白くない感じでしたが、アップサンプリングされたものは生き生きとしている感じがしました。ビットマッピングをタイプ1にしていたのですが、音が前に来るという感がしますね。今回追加されたタイプ2では前に出てくる感がタイプ1よりも減少しますが、その分聴き疲れしない感じがします。
2.P-1との比較
P-1自体は相当に古いものなのでスピード感はアップサンプリングを行ったPS3の方が上でした。そのお陰でロックやポップスはPS3(ビットマッピングタイプ1)の方が良く聴こえますね。ただ、スローな曲などはもしかしたらP-1の方が良いかもしれません。これもタイプ2にしたらどうなるかは分かりませんが。
今回のアップデートでPS3のCD再生音が聴いていて分かるほどの変化を遂げたわけですが、これでP-1の立場が危うくなってきましたw。まぁ、オーディオ寄りの高級なPS3が出てきたら、間違いなく交代するでしょうw。まぁ、再生音が良くなったのは良いのですが、CDプレーヤーとしての操作性をもう少し良くして欲しいと思いましたね。例えば、リモコンに10キーがあるのでそれを使って選曲できるようにして欲しいです。また、動画のように再生中にホームメニューに戻れるようになるといいかなと思います。
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