Icon Mobileが到着~!
発表されてから絶対買うぞーと決め、1月の国内発売を待たずしてamazon.comのNuForceストアでの販売開始と同時に注文したわけですが、予定の12月9日よりずっと早く今日到着しましたw。すげーぞ、EMSw(運が良かっただけな気がしますが)
パッケージはこんな感じで簡潔にまとまっています。パッケージの開封部(上側)にシリアルナンバーなどが記載されています。
取り出した本体がこんな感じで、LEDの意味は上から電源、USB接続、バッテリー動作状態、充電中となっています。表は、アルミで金属的な感じですが、裏側はマットブラックなプラスチックですね。値段を考えれば十分なデザインだと思います。
側面部ですね。側面部にはボリューム、ゲイン切り替え、USB端子があります。ボリュームやゲイン切り替えについては後ほど触れます。USB端子はPSPなどでも使われているmini-Bですね。充電はUSBケーブルで行います。
入出力端子部です(本体上部)。出力は2系統、入力は1系統あります。出力端子は、マイク入力端子もかねていてヘッドセットを繋ぐことも可能です。
付属品群です。左からiPodなどとまとめるシリコンバンド、ゲイン切り替え用のプラスチックドライバ、出力機器とIcon Mobileを接続するケーブル、USBケーブルとなっています。接続ケーブルとUSBケーブルは同じ線材を使っています。
説明書の一部です。説明書は丸まった状態でパッケージの下部に入っています。製品についてだけでなく、初心者向けのオーディオガイドや、ボリュームごとに聞いていられる時間の限度などためになることも記載されています。ただ、付属品の使い方については何も書かれていませんw。まぁ、公式を見ろってことでしょうかねー。
稼動時はこんな感じでLEDが点灯します。青色LEDは好きなので、なかなかお気に入りですw
では、肝心の音や使用感について以下に書いていきます。視聴した環境はポータブルで使うことを意図したので、次のとおりです。
プレーヤー PSP(PSP-3000)、PC(VGN-AR85、サウンドカードはSoundReality(ソニーオリジナル))
ヘッドホン HD25(Sennheiser)
・音質について
PSPではFatboyslimのPraise you(グラストンベリー2005)を、PCでは新居昭乃の金の波 千の波を聞いてみました。(どちらも音源はMP3)
一聴してすぐにわかったのは、分解能高さや音場の広さですね。PSPや上記のPCのサウンドチップのヘッドホン出力もそれなりの評価(可も不可もなくといった程度に)は得られていると思いますが、それらとは明らかに異なる見通しの良さが体感できました。音の出方は最初聴いた時は、PSPよりは少し低音が控えめになったように感じましたが、よく聴いてみると、低音が締まりが良くなっただけでPSPがブーミーなだけでしたw。
「金の波 千の波」を聞いてもやはりクリアな音は変わらず、新居さんのボーカルも良く聞こえます。また、弦楽器の表現が良くなりました。この辺りはクラシックを聴いて確認したいですね。ずっと聴いていても苦にならない音ですね。圧縮音源がソースなのに大したものです。ボリュームはロータリーボリュームで、ギャングエラーもなく、ボリュームをMAXにしても知覚できるようなホワイトノイズもありません。電源が音になったときにポップノイズが出ますが、まぁ、それは仕方ない方向でw
・使い勝手について
基本的には、コンパクトで電池駆動(リチウムイオンバッテリー)ですので、外で家でと大活躍できそうなくらい取り回しは良いです。ゲインの切り替えスイッチは付属のドライバでスイッチを動かすことが推奨されています。ペンや金属ドライバはスイッチを損傷する恐れがあるので使わないでくれと説明書には記載されています。
ゲインの切り替えはどういった場合に行うのかというと、使うヘッドホンによって分けると良いようです。ゲイン切り替えのスイッチには「-」「+」の記号がプリントされていますが、ShureやEtyomoticといったようなメーカーに代表されるインイヤーヘッドホンでは「-」、つまりローゲイン、SennheiserやAKGといったようなメーカーに代表される駆動力が必要なフルサイズヘッドホンでは「+」つまりハイゲイン側で使うことが推奨されています。耳を保護するため、インイヤーヘッドホンで大音量を出さないようにすることが目的だと思われます。こういう気遣いは好感が持てますね。価格を考えると、普通はこういったメーカーが説明書には載ってこない気がしますが、このあたりがNuForceの自信の表れといったところでしょうか。
ここまで、褒めてきましたが少しだけ不満な点もあります。(といっても微々たる物ですが)
実はIcon Mobileにはスイッチがありませんw。では、何がスイッチになるかというとヘッドホンの接続がスイッチになります。Icon Mobileはヘッドホンが接続されることで回路が成り立つようです。つまり、ヘッドホンを接続しっぱなしで放置しておくと余裕で電池切れという事態が待っているわけです。ヘッドホンの抜き差しはこまめに行いそうなのでヘッドホン端子の耐久性がちょっと心配です。(壊れたら国内版買うけどねw)
総論
思ったより早い到着で嬉しかったわけですが、期待していた以上に良い製品だと思いました。PSPやDS、ポータブルオーディオの音がかなりグレードアップできるのは間違いないです。これで、送料込みで11200円(11/30時点で)というのは破格だと思います。今は15ドル値上がりしてしまったようですが、それでもまだまだいい値段だと思います。と言っても、99ドル+送料(34ドル)ではamazon.comで買うメリットも入手時期以外はないので待てる方は国内の販売開始を待ったほうが良いと思います。
明日からの通勤が楽しみですw。
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