AMDのCPUの今後のロードマップが明確に
AMDのCPUの今後のロードマップが明らかになったようです。
AMD's 3GHz Athlon 64-FX 'due Q1 2006'(簡単にまとまっている方)
http://www.theregister.co.uk/2005/07/25/amd_roadmap_05-06/
AMD CPU Roadmap Update (しっかり読みたい方はこちら)
http://www.anandtech.com/cpuchipsets/showdoc.aspx?i=2476&p=1
いろいろと予定が書かれていますが時間的に近い順に書いていくと
2005年Q3
・デスクトップでSocket939のSempron 3000+、3200+(これらは既に出ている?)、
3400+が登場。3400+はSocket754でも登場の模様。2次キャッシュは3000+と939の
3400+が128KB、他は256KB。64bit対応。
・ノート向けでRomaコアの低消費電力Sempron2600+~3300+(1.6GHz~2.0GHz、2次
キャッシュは2600+、3000+、3300+が128KBで他は256KB)が登場
・Turion MT-37、40、ML-40、42が登場
・Mobile Athlon 64 4000+(2.6GHz/1MB)が登場
・90nmSOIで製造されるAlbanyコアのMobile Sempron 3000+~3400+が登場
・2.8GHzのOpteron 854、254、154が登場
2005年Q4
・Turion ML-44(2.4GHz/1MB)が登場。
2006年Q1
・Athlon 64 FX-59(3GHz)が登場
・Toledoコア?のAthlon 64 X2 5000+が登場?
・Sempron 3500+(Socket939で2.0GHz/256KB)、3600+(Socket754で2.2GHz/128KB)が登場
・AlbanyコアのSempron 3600+(2.2GHz/128KB)が登場
・Turion MT-42(2.4GHz/512KB)が登場
・RomaコアのSempron3400+(2GHz/256KB)が登場
2006年Q2
・Sokcet M2対応CPUが登場。Socket M2ではDDR2-667をサポート。また、Revision Fの
Athlon 64はTDPが上昇するっぽい?
・Socket M2のAthlon 64 X2 5000+、Athlon 64 3500+、3800+、4000+(Orleansコア)が登場
・Sempron 3700+ (Socket 754,939ともに2.2GHz/256KB)が登場
まぁ、なんと言うかAMDもなかなかラインナップがわけ分からなくなってきましたねw
Revision FのAthlon 64は最大消費電流がSan Diegoコアの80Aから95Aに変更される
ようです。それに伴ってTDPがFXでは125W、X2では110W、シングルコアでは104Wに
なるっぽいですね。まぁ、ピーク時は激しくなりましたが、どうせ普段はC'n'Qを効かせて、
低発熱だと思うので、まだ何とかなるでしょう。また、Revision Fでは新しい内蔵熱制御
回路が導入されるようです。これはマザーボードが動的にクロックを変化させること
ができるようになるそうです。また、CPUでマザーボードのクロック制御を無視することも
可能なようですね。
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