PS3のビットマッピングフィルタ3の感想
PS3におけるCDのアップサンプリング再生やSACDの再生に用いられているビットマッピングフィルタのタイプ3がファームウェア2.10でリリースされてもう2ヶ月が経つわけですが、ようやくちゃんと聴きこむことが出来たので、その感想を書いてみようかと思います。
タイプ1ではちょっと荒削りだが素直で元気な音、タイプ2では空間表現がうまくなったが、ちょっとおとなしい音と特色が明確に出ていた感じですが、タイプ3はバランスがとても良くなった感じがしますね。中でも印象的なのが、低音が非常にタイトに出るようになったことでしょうか。テクノやロック、ポップのようなビシッって音を出したいジャンルにはもってこいなフィルタだと思います。
実際、P-1とD-1の組み合わせと聴き比べましたが、上記のジャンルはPS3の方がずっと聴いていて楽しいです。音のスピード感の違いってやつをはっきり感じ取ることが出来ました。まぁ、P-1やD-1が大分劣化していると言うのもあるかもしれませんがw。UnderworldのBeautiful Burnoutで比較を行った際にPS3はノリノリになれましたが、P-1は眠くなってしまいましたw。(PS3は176.4kHzのアップサンプリング再生(HDMI接続)、P-1+D-1はD-1からのアナログ接続でTA-DA3200ESのアナログダイレクトモードで視聴)
他のジャンルも結構良好なのでP-1やD-1の役目が微妙になってきた感じがします。といっても、まだキャラクターの使い分けはまだ出来そうだと思いますが。
そろそろwavファイルのアップサンプリングなども出来るといいなーと思っています。ディスクから読み取るより高音質で再生できる気がするので。
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