MicrosoftがWARPという技術をDirectXに投入
MicrosoftはWindows 7に導入される予定のDirectXにWindows Advanced Rasterization Platform(WARP)という技術を投入するようです。
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/dd285359.aspx#Performance
WARPというのは、簡潔に言えばDirectXのハードウェア処理の部分をソフトウェアで行ってくれるものでDirectX10.1をフルサポートするようです。グラフィック処理を全部CPUで行うことになるのですが、以前のソフトウェアレンダリングと異なるのは、ハードウェア(GPU)で行う処理と同じ処理が行えることが挙げられます。
もちろん速度はGPUと比較するようなものではありませんが(まぁ、CPUによってはIntelのGMAは負けているようですがw)、これの狙いとしては、DirectX10に非対応のGPUを搭載しているようなPCでも一般ソフトウェアのラスタライズ(画面描画)にCPUによるDirectXの処理が行えることにあります。CPUがあればDirectXの機能が使えるようになるわけですからね。
ソフトを作る側としてもラスタライザーをいちいち作る必要がなくなるわけです。Windows 7が広く普及するようになれば結構楽になるのではないでしょうか?
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