Icon Mobileのその後 (その2)
通勤時はバリバリに活躍しているIcon MobileですがNuForceから改善されたケースが届いたので交換してみましたー。なぜか、台湾から送られてきましたがw
左の写真が古いケース、右が新しいケースです。ケースの改善点は端子部分のクリアランスを大きくしたことですね。新しいほうが少し大きいように見えますが、実際に大きくなっています。全体的な厚さは変わらないですけどね。
大きいL字プラグなヘッドホンだと段差の部分に当たって安定して刺さらないことがあるのです。事実、HD25でも少し端子が浮くことがありました。調整してやると、大丈夫でしたが少々これには困っていました。
早速交換してみました。やり方は送られてきたメールに載っていましたが、
(1) 小さめなマイナスドライバをゲイン調整付近の隙間に差し込み、アルミカバーをこじ開けます。
アルミカバーを外した状態です。赤い基板がイカしますw
(2) 基板を止めているねじを外し、下側のカバーから基板を外します。結構コツが必要で、入力端子付近の基板の下にマイナスドライバを差し込み、やはりてこの原理で基板を持ち上げます。単純に上に持ち上げようとしてもボリュームやUSB端子が邪魔をするので、この状態で徐々に、基板をずらしていきましょう。
(3) 外した基板を新しいケースに入れて、ねじで止め蓋をします。
交換してみた結果、HD25の端子が余裕で刺さるようになりました。前は刺す角度を考えなくてはいけなかったので、これはありがたいです。国内発売時は最初からこの仕様だと思います。
以下はおまけ
基板のDACチップ周辺です。チップはC-mediaのCM-108です。USB接続を音は正直あまり良くありませんw。まぁ、このチップの評判もあまりよろしくないようですし、Icon MobileをUSBオーディオとして考えている人はやめたほうがいいかもしれません。
素直に、アナログ出力が良いサウンドデバイスにつないだほうが良いと思います。
基板の上部のアップです。シルク印刷で「nuforce Icon」と書かれています。Vr IIというのが何なのか気になります。上にあるチップは何が書いてあるのかわかりませんでした。サイズの都合上、ぎりぎりな大きさの電解コンデンサを収めるために基板に穴が開いていて、そこに収まっているのがユニークですね。
基板の裏側です。バッテリーや、各端子、クリスタルやボリュームなどが見えます。サイズの小ささもあって実装密度が高い感じがして萌えましたw
最後に、ケースの新旧比較(正面)です。左が新しいもの、右が古いものです。新しい方はクリアランスを確保したために生じたギャップを補うためのクッションがあります。
いつの間にか、カラーバリエーションも増えていますねー。黒が欲しいなぁと思ったりw
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